NEC LaVie C (LC900/2D)
Size | 326(W)*281(D)*34(H)mm |
Weight | 3.1kg |
CPU | モバイルインテルPentiumIII 1.0GHz |
MainRam | 256+256MB |
VideoRam | 8MB |
Sound | AD1886/MIDI音源、ステレオスピーカー、マイクロフォン内蔵/DolbyHeadphoneサポート |
HD | 40GB |
CD-RW/DVD DRIVE | 読み込み最大24倍速(CD-ROM)/8倍速(DVD-ROM)、書き込み・書き換え最大8倍速 |
Display | 15型TFT液晶(XGA) |
OS | WindowsXP HomeEdition |
Other | NXパッド(タッチパッド)装備/FMトランスミッタ、ワイヤレスLAN内蔵/バッテリ駆動時間約1.7時間/ヘッドフォンマイク、USBカメラ、USB接続FDD、マジックゲート、メモリースティックアダプタ、InfoAudio付属 |
以上がこのノートパソコンの簡単なスペックになります。
初めて自分の物として持ったWindows機で、親に大学に入学する前くらいに買ってもらいました。大学で使う事と家でもメインとして用いる事を考え、当時としてはかなり高めの基準のパソコンだったのですが、今ではもう一昔前の世代になってしまいましたね…。それでも3Dゲーム等の高度な画像処理や音楽のエンコードを延々とやるとかいうわけではないので、今でも十分役に立ってくれています。では細かく見ていきましょう〜。
こちらは本体を開き、上から見た所。約半分の面積をキーボードが占めています。デスクトップ用のキーボードよりも押し込む距離が短いので、スラスラと打ちやすい気がします。かえって使いにくいという人もいると思いますが、このパソコンの前に触っていた親の物もノートだったので私はこっちに慣れちゃってるかな。ただし親のパソコン(FM-V)よりキーが硬く押す力がいるので、ちょっと疲れ易いかな。これは個人差があるので自分に合った物を見つけるのが大事ですね。
手首を置く部分は滑らかな表面加工になっているのでその点では不快感がありません。でもですね!ここがすっごく熱いんですよ。手首だけ汗ばんでしまいます。パッドでも当てるといいのかもしれませんが、そうすると高さが合わなくなって別の意味で辛くなりそうです。それと分からないのが右下のラベル集。上にスペースがあるのにこんな所に貼らなくてもいいじゃん!右手首が引っかかるので物凄く邪魔です。だんだん剥がれたり剥げたり汚れたりするので見た目にも嬉しくないです。
中央下にあるのがNXパッドと呼ばれるタッチパッド。名前はどうでもいいです。マウスが無い時に指でツツーッと動かせばカーソルが動くのですね。便利!今のところ問題無く機能しています。その下のボタンがマウスのそれに当たります。真ん中のはマウスホイールですね。これは押し続けて動かすタイプなのでホイールよりは使いにくいかな。
左上にあるのは様々なショートカットキーや音楽プレーヤーとしてのみ起動する際に用いるボタンになります。パソコン全体の電源スイッチもこちら。でもスピーカーが悪すぎるんでわざわざ音楽プレーヤーとしてのみ使うような方法は取らないですね。HELPやメールのショートカットもついてるけど使った事ないや…使いこなせば便利なのかなぁ。
右上の窓から見えているのは携帯音楽プレーヤー兼リムーバブルディスクです。拡大写真はこちら↓
見ての通りInfoAudioと名前がついております。右端にSDのカードスロットがついており、今回は8MBの物が付属していました。このSDに音楽を入れれば音楽プレーヤーとして使えるし、メールをダウンロードすれば液晶画面で読む事もできるわけです。パソコンに収める事により内蔵電池が充電され、これ単独で活用できるのです。
こんなソフトケースとイヤホンもついておりました。ベルトにつければ携帯性も抜群!…でもこれも外に持ってった事ないなぁ…(笑)わざわざ買うにはSDがちょっと高い事や、MDプレーヤーでも今の所不満は無いのが理由です。
InfoAudioを刺すスロットには、このような物も入れられます。マジックゲートメモリースティックという記憶媒体がある(らしい)のですが、それをこのアダプターに刺し、更にこのアダプターをPCにつなげて中身を読み取るようです。言うまでもなく使ってません(・∀・)
さてその下はCD-RW、DVDドライブです。横のボタンを押すと一瞬の間の後、「カシャン」とロックが外れるので、そこから自分でここまでまっすぐ引き出します。入れる時も手で押し込むので、固定しないまま閉まってCDが傷ついた!という事態は防げますね。音楽CDを聴きながら作業しようと思うと結構音と振動が邪魔になりますけれど、これは仕方ないかな。DVDも書き込みはできないけれど読み込む事はできるので十分。
これは正面を下の方から見た所。内蔵スピーカーはこちらに設置されています。この音が悪い…デスクトップに用いるスピーカーくらい良くしろとは言いませんが相当こもった音が出ちゃいます。Windowsの設定がおかしいのか(コンパネも見たんですけども)、ハード的におかしいのか分からないのですがやたらに音量も小さいので、今はデスクトップ用の2chスピーカーにつなげています。安物だけれどずい分違いますよ。
今度は左側面です。これはPCカードスロット。TYPE2と呼ばれる種類の物を2つまで刺せます。このPCにはLANケーブルを接続するためのカードが付属していたので、それを奥側のスロットに指し、アダプターを介してLANケーブルにつなぎます。
刺さっている通信用のPCカードがこちら。
更に隣の各種出入力。この写真で言うと右から、内蔵マイク、ボリューム、ヘッドフォン/オーディオ/光デジタル出力端子、オーディオ入力端子、外部マイク端子、最後にIEEE1394コネクタ二つが装備されています。絵が分かりやすいのでラクチン。内蔵マイクなんてあるのは実際必要になるまで忘れていましたが、いざという時に非常に役立ちました。余計な物をつなげなくても良いのもお手軽。外部の音楽をアナログで録音する時にもこの辺りの端子を利用します。
さて後ろまで回ってきました。普段あまりいじらないようなラインを中心にまとめられています。一番右端はファンの排出口。音は大して大きくなく、気になりません。しかし私の環境ではこのすぐ前を電源コードが横切っているので熱がやや心配ですが…。
次にあるのがDCコネクタ。電源コードをココに接続します。コード側はL字型のジャックが採用されています。
その隣からはS映像出力端子、外部CRT用コネクタと続きます。が、今の所プレゼンテーションでも使ってないですし、デスクトップのディスプレイも同じ大きさの液晶なのでこちらに何かつなげた事はありません。でも、急にディスプレイの調子がおかしくなった時等の事を考えてもあって損はありませんね。
更に左に続くのがLANモジュラーコネクタと電話回線用モジュラーコネクタ。ネットにつなぐ際にケーブルを刺す所になります。このPCはLANの所に最初から薄い板が貼ってあり、LAN用PCカードがついていたので、LANコネクタの部分は何も無いのかもしれません。外した事が無いのでよく分かりませんが。ワイヤレスLANを内蔵しているため、そのような措置となったようですが、モデム側も無線になっていなければならないので結局意味ないです。宝の持ち腐れ。ちなみにFM電波によって近くのオーディオに無線を飛ばし、ラジオでパソコンの音を聞けるという謎な機能もあります。
一番左にはUSBコネクタが4つついております。常に使うUSBマウスと、データに移動に使うUSBフラッシュディスク、この記事を書くのにも使うデジタルカメラ、大学のレポートを作る際に必須なスキャナなど、最も多用する部分です。
表と裏返した所です。表にはシンプルにLaVieのロゴがついているだけですが、電源・電池やメールの着信状況を示すランプがついているので、開かなくともその辺りの情報は得られます。
裏側は充電池パックが取り付けられております。結構重いです。かなり持ちが短いので、家で使う時はACアダプター必須でございますね。本体自体も軽いとは言えないので、あまりどこでも持ち歩くには向いていないと思います。
真ん中の蓋を開けるとメモリーの増設ができます。私は256MBのものを継ぎ足しました。しかしノート用のメモリーは小型化せざるを得なくなってしまい、また、全て共通の形に設計するのは難しいので結果として高額になりがちです。いくらだったかは覚えていませんが結構無理して買った気がします。
その他、ヘッドセットマイクやWebカメラ、USB接続FDDも付属していました。マイクは最近になってようやく活躍中です。WebカメラとFDDはなくしました。どこ行ったんだ…
このような感じでございます。これを書いている期間中にいきなりネットにつなげなくなったり、やや不安な事もあるのですが、さすがにメーカー物だけあって基本的に問題はありません。でも、メインのパソコンがあるのならやはりノートは軽い・電池の持ちがいいの2点は注意した方が良いです。電池の弱さにはビツクリしました。新しい情報には疎いのですが、最近のはノートでも3GHzのCPUだとか、すごいですね。でもその分、しわ寄せもどこかに来ているはずなので、これから購入を考えてらっしゃる方はいろ〜んな部分をよく見て、選んで下さいね。ではでは今回もおしまいです。
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